国体ボクシングの都道府県別入賞ランキング

更新日:2018年1月5日
ボクシング

国体競技としてのボクシング

昭和21年、それまで開かれていた「明治神宮競技大会」を前身とした「国民体育大会」がスタートしました。 以降、2017年の第72回大会まで、毎年各都道府県が持ち回りで開催地となり、開催が続けられています。 ボクシングは第1回より競技として採用されています。 第2回までは地方対抗戦として実施されましたが、第3回からは都道府県対抗となりました。 さらに昭和28年の第8回大会より、「少年の部」「成年の部」に区分され、平成28年の第71回大会からは「女子の部」が追加されています。

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ブロック大会(地方予選)を突破して本大会へ

地方ごとにブロック大会(ミニ国体)を行ない、少年、成年、女子各部で上位約半数が本国体に出場できます。 たとえば、関東であれば7都県中上位4都県、近畿は6府県中上位3府県が出場できることになります。 ただし、開催地の都道府県はブロック予選を経ずに本国体に出場できます。

昭和62年までは5人対抗の団体トーナメント戦が行われていましたが、昭和63年の第43回大会より個人トーナメント戦の方式に変更され、出場選手の得点が都道府県ごとに集計されて、順位が決定されます。

出場階級は、少年の部がピン級からミドル級まで、成年の部がライトフライ級からライトヘビー級まで、各8階級のうち、任意の5階級に選手を出場させることができます。 階級の選定においては、他県の出場階級や選手を予想し、「この階級は昨年全国優勝した選手が出てくるだろうからはずそう」「この階級は他の県からは出場が少ないだろうから出そう」など、水面下でチーム編成の駆け引きが行なわれることが多くあります。

ブロック予選を通過して本国体に出場が決まった後は、選んだ5つの階級を変更することはできません。 ただし、選手の入れ替えは自由です。 平成24年の近畿ブロック大会においては、ロンドンオリンピックで金メダルを獲得して帰国した村田諒太選手が京都府代表として出場して優勝、京都府が本国体に出場する大きな後押しとなりました。 村田選手はそのブロック大会を最後にアマチュアの試合には出場していません。

国体ボクシング競技 入賞上位ベスト10

第3回から第72回の間、1位を5点、2位を3点として、得点集計の多い上位10都道府県です。

国体ボクシング競技の入賞上位ベスト10
順位都道府県名
1位青森県
2位岩手県
2位東京都
4位熊本県
5位秋田県
6位千葉県
7位神奈川県
8位北海道
9位栃木県
10位埼玉県

ご覧のとおり、東高西低の傾向が見受けられます。 最近は、西日本の県が上位入賞することも多くなりましたが、昭和50年代頃までは、東日本の県が上位を占めることがほとんどでした。

国体でボクシングが隔年開催になることが決定 

2023年に実施される第78回大会より、ボクシングが隔年開催となることが決定しました。 ボクシングは国体開始年より毎年開催の競技でしたが、初めて隔年開催となります。 ボクシングに代わって、これまで隔年開催だった銃剣道が毎年開催に「昇格」いたします。 これは日本体育協会が国体で実施している競技をさまざまな面から評価してつけた順位により決定したもので、ボクシングは正式競技41種目中最下位の評価となっています。

プロボクシングの世界は、日本人の世界チャンピオンを多数擁し、隆盛をきわめていると言っていいでしょう。 その中には、村田諒太、井上尚弥、京口紘人、岩佐良佑、拳四朗、田中恒生他、アマチュア選手として国体出場経験を持つ選手が多数います。 一流の選手を多く育て、世界に羽ばたかせた国体のボクシング競技が、衰退の方向に向き始めていることを非常に残念に思い、再度上昇の道を歩み始めることを願ってやみません。

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