スポーツ施設のネーミングライツ

更新日:2017年5月22日
ビジネス, 野球, サッカー

ネーミングライツとは

ネーミングライツとは施設の名称を企業等に売却することを言い、1973年にアメリカのアメフトチームのスタジアムの命名権を1500万ドルで売却したことが始まりとされています。

現在は日本でも多くの施設でネーミングライツが導入されていますが、日本の最初のネーミングライツはアメリカに遅れること24年、 1997年に東伏見アリーナの命名権をサントリーが購入したことが始まりです。

スポンサーリンク

プロ野球チーム本拠地のネーミングライツ

プロ野球チームの本拠地でネーミングライツを導入しており、契約金額を公表している施設は以下の通りです。複数年契約の場合は1年分に換算しています。

プロ野球チームのネーミングライツ
施設名金額
MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島2.2億円
福岡Yahoo! JAPANドーム5.0億円
ZOZOマリンスタジアム 3.1億円
Koboパーク宮城2.0億円

Jリーグチーム本拠地のネーミングライツ

Jリーグチームの本拠地でネーミングライツを導入しており、契約金額を公表している施設は以下の通りです。一部を抜粋しております。

Jリーグチームのネーミングライツ
施設名金額
ユアテックスタジアム仙台0.70億円
NACK5スタジアム大宮0.20億円
味の素スタジアム2.30億円
日産スタジアム1.50億円
山梨中銀スタジアム0.20億円
デンカビッグスワンスタジアム0.70億円
IAIスタジアム日本平0.30億円
キンチョウスタジアム0.36億円
ノエビアスタジアム神戸0.65億円
エディオンスタジアム広島0.33億円
ベストアメニティスタジアム0.30億円

その他スポーツチーム本拠地のネーミングライツ

プロ野球・Jリーグチームの本拠地以外でネーミングライツを導入しており、契約金額を公表している施設は以下の通りです。一部を抜粋しております。

その他スポーツチームのネーミングライツ
リーグ施設名金額
アジアリーグ白鳥王子アイスアリーナ0.05億円
Bリーグヤマト市民体育館前橋0.03億円
VリーグTGアリーナ0.01億円
四国ILレクザムスタジアム0.10億円

ネーミングライツの契約金額

ネーミングライツの契約金額は特定の決まりがなく時価となっていますが、以下のようなことが言えそうです。

・プロ野球チームの本拠地:2億円以上
・Jリーグチームの本拠地:2000万円以上
・それ以外:1000万円以下

Jリーグチームの本拠地は、味の素スタジアムと日産スタジアムが特に高額であり、これはJリーグ戦以外でも露出が多いためと思われます。

また、プロ野球チームやJリーグチームの本拠地ではなくても、1000万円以上の契約金額となっている場合があります。 例えば、KIRISHIMAヤマザクラ宮崎県総合運動公園は4000万円・沖縄セルラースタジアム那覇は2100万円で契約されています。 沖縄や南九州にプロ野球チームやJリーグチームが少ないことから、希少性が高く、高額な契約となってしまうと考えられます。

ネーミングライツの課題点

ネーミングライツは、売り手である施設管理者にも、買い手である企業等にもメリットがある素晴らしい考え方である一方で課題点もあります。

それは、ネーミングライツによる効果が見えないということです。その結果、複数年契約を途中で解約されてしまう契約もあります。

たとえば、千葉マリンスタジアムとQVCは2011年から2020年までの10年間の契約をしていましたが、昨年途中解約されてしまいました。 途中解約されてしまうと、企業側の評判も悪くなってしまいますし、施設利用者は名前がたびたび変わってしまうと場所に迷ってしまうこともあります。

ネーミングライツはスポーツ施設を支える収益でもあるので、今後さらに発達していくことを期待したいですね。

このエントリーをはてなブックマークに追加 このエントリーをはてなブックマークに追加 follow us in feedly

スポンサーリンク

プレスポクラブの募集

プレスポクラブの募集
無料でファンクラブを作成できます。 知り合いのスポーツ選手にも教えてあげてください。

関連記事はこちら。

098:打順ごとの役割について
野球にとって重要な打順、1番から9番までの打順の役割を解説します。
続きはこちら
097:第7回写真コンテスト結果発表
第7回写真コンテスト「夏だ、スポーツだ!」の結果発表です。
続きはこちら
096:栗山英樹監督の魂掌握術
現役時代に苦労を重ねた日本ハム栗山英樹監督の魂掌握術についての記事です。
続きはこちら
090:13年目のプロ野球セ・パ交流戦
プロ野球セ・パ交流戦も今年で13年目となり、毎年盛り上がりを見せています。その一方で否定的な意見も出ており、継続か曲がり角か問われ始めています。
続きはこちら