テニスで生計を立てること

更新日:2017年3月17日
ビジネス・お金, テニス

錦織選手の獲得賞金額

5億2800万円、これは2016年にテニスの錦織圭選手が獲得した賞金額($1= ¥110換算)です。 錦織圭選手は、5才からテニスを始めたそうですが、それまで病弱だったそうですし、両親もトップアスリートというわけではなかったということで、 自分の子供にテニスをさせたいと考える親御さんも大勢いらっしゃると思います。

しかし、他の選手も含めたプロテニス選手の収入はどうなのでしょうか?テニス選手で生計を立てることはどれほど難しいことなのでしょうか?錦織選手以外の日本人プロ選手の獲得賞金額などを参考にしながら記載いたします。

日本人選手の獲得賞金額

以下の表は、2016年の日本人テニス選手の賞金額ベスト10です。

2016年日本人テニス賞金額
#選手賞金額
1位錦織圭5億2800万円
2位西岡良仁3200万円
3位ダニエル 太郎2900万円
4位杉田祐一2500万円
5位添田豪1100万円
6位伊藤竜馬1100万円
7位守屋宏紀1000万円
8位サンティラン晶600万円
9位内山靖崇500万円
10位吉備雄也300万円

錦織選手の賞金額がずば抜けていることがわかります。また、錦織選手以外でも7位の守屋選手までが1000万円以上の賞金を獲得しています。

しかし、金銭面での待遇において、プロ野球選手やJリーガーとは大きな違いがあります。 テニス選手はツアーまでの交通費や滞在費、さらに自分の経費だけではなくコーチの経費までも負担しなければならず、 その経費は約1000万円と言われています。

つまり、守屋選手をはじめ5位~7位の選手はテニスにかかる経費をどうにか賞金として獲得している、 8位以下の選手は経費よりも賞金の方が少ないということになります。

スポンサー契約による収入も含めると、9位の内山選手まではどうにかテニスが黒字ギリギリといった状況と考えられます。

テニス大会の種類と格差

テニス大会は7階層に区別され、各階層の賞金金額は以下の通りです。 テニス大会の階層
テニス大会の賞金
大会優勝1回戦敗退
グランドスラム3億円430万円
ATP10009000万円160万円
ATP5003500万円120万円
ATP2502000万円80万円
チャレンジ80万円3万円
フューチャーズ20万円0円

ATP250の1回戦敗退とATPチャレンジツアーの優勝賞金は等しく、ATP250以上に確実に出場できる選手とそうでない選手で大きく賞金額の差が出ることとなります。

また、驚くことに、グランドスラムは1回戦敗退でも430万円を獲得することができ、1年に4回グランドスラムに出場するだけでも1700万円近く獲得することができます。

ランキング100の壁

当然、プロテニス選手もグランドスラムの賞金額の多さを理解していますから、グランドスラムに確実に出場することを目標としている選手も多くいます。

グランドスラムに確実に出場するためには、ランキング100に入る必要があります。 ここにランキング100の壁と言われる競争があり、日本人選手では、松岡修造元選手と錦織圭選手の間でランキング100位以内をキープした選手がいなかったことからもわかるように非常に厳しい競争があります。

テニスで生計をたてるということ

ここまででわかる通り、テニスで確実に生計を立てるということは、ランキング100位以内をキープし続けるということです。

日本人でランキング100位以内をキープし続けている選手は、松岡修造元選手と錦織圭選手のみであり、プロ選手間でも格差が大きい世界であるということです。

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