プロスポーツ選手のセカンドキャリア

更新日:2017年1月5日
ビジネス・お金

プロスポーツ選手にとっての引退

引退はおそらく全てのプロスポーツ選手が避けては通れない道でしょう。 記憶に残るような華々しい引退をするベテラン選手もいる一方で、成績不振やケガによって引退を余儀無くされる選手も大勢います。

実際に日本プロ野球機構でのアンケートによると、若手選手の72.7%が引退後のセカンドキャリアに不安を持っているようです。

本記事ではプロスポーツ選手のセカンドキャリアについて記載いたします。

セカンドキャリアのサポート体制

万全のサポート体制とまではいかないかもしれませんが、近年セカンドキャリアのサポートを行う組織が設立されており、以下はその代表例です。

セカンドキャリアのサポート
団体設立年組織
日本野球機構2007年セカンドキャリアサポート
Jリーグ2002年セカンドキャリアサポートセンター
日本オリンピック委員会2008年JOCキャリアアカデミー

また、民間企業でもセカンドキャリアをサポートする事業が立ち上げられており、例えばソフトバンクグループが設立したいイーキャリアNEXT FIELDでは、プロ野球選手の引退後の転職を支援しています。

セカンドキャリアとしての選択

セカンドキャリアの選択肢としては、監督/コーチ・解説者/タレント・スポーツスタッフ・他業種への転職が挙げられます。

日本プロ野球機構の調査によると、2015年の引退選手のセカンドキャリアは以下の通りです(野球選手の続行や不明は除く)。

プロ野球選手のセカンドキャリア
監督/コーチ12人16%
解説者/タレント6人8%
スタッフ35人45%
他業種への転職24人31%

監督/コーチ・解説者/タレント

監督/コーチ・解説者/タレントは、選手数に比べて人数が少なく希望する選手も多いため、セカンドキャリアとして選択できる選手は一握りしかいません。

さらに、監督/コーチは成績不振などにより解雇されることも少なくなく、長期にわたって勤めることが難しい職業ですし、 解説者/タレントも長期にわたって活躍することが難しく、リスクの高い職種と言えるでしょう。

その中で、相撲の親方(年寄)は例外的であり、なるのは非常に難しいかもしれませんが、親方になれば定年までの職が事実上保証されています。

スポーツスタッフ

日本プロ野球の調査でも、一番多くのセカンドキャリアとなっているスポーツスタッフ、例えばチームのスカウトやスコアラーなどが挙げられます。

スカウトであれば、当然その競技選手の能力を見極めることができなければならなく、プロスポーツ選手のセカンドキャリアに適していると思います。

他業種への転職

日本プロ野球機構でのアンケートによると、若手選手の63%がセカンドキャリアとして一般企業の会社員に、44%が飲食店開業に興味があるそうです。想像以上に大きな割合ですね。

最近記憶残っているのは、元巨人投手の條辺選手のうどん屋その名も「條辺」です。條辺選手は本場の香川県で修行をして讃岐うどん屋を開業し、地元でも人気のうどん屋となっているようです。

今後のセカンドキャリア

プロスポーツ選手が引退後に犯罪をしてしまうというニュースを聞くと、非常に寂しい気持ちになります。 今後さらにセカンドキャリアで活躍する選手が増えるといいなと思います。

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