プロスポーツ選手

更新日:2016年12月9日
ビジネス・お金

内村航平選手のプロ転向

体操の内村航平選手が11月30日に所属していたコナミスポーツクラブを退社して、日本体操選手として初めてプロ転向を宣言しました。 内村選手と言えば、ロンドンオリンピック・リオオリンピックで体操個人連覇を成し遂げた、言わずとしれた体操界のスーパースターです。

コナミスポーツクラブから退社すると、大企業コナミからの手厚いサポートが受けられなくなり、例えば長年にわたって指導を受けていたコーチからの指導も受けられなくなります。 なぜこのような大きなリスクを取ってまでプロ転向を決意したのでしょうか?

内村選手の決意

内村選手が特に刺激を受けたのがテニスの錦織圭選手と話しています。 錦織選手の活躍によって、日本ではメジャーな競技ではなかった男子テニスが日本中から注目を集め続けている、 体操も同じようにもっと普及させたい、という強い想いでプロ転向を決心しました。

2012年ロンドンオリンピックの頃からプロ転向を考え始めており、2015年世界選手権団体優勝・2016年リオオリンピック個人連覇という実績がプロ転向の後押しをしました。 また、内村選手は2020年東京オリンピックで引退することを決めており、ラストチャレンジという強い意志を持っているようです。

世界の体操プロ選手

世界に目を向けてみると、トッププレイヤーはプロ選手として活躍しています。例えば、リオオリンピックで圧巻の団体総合/個人総合/床/跳馬の四種目優勝を成し遂げたアメリカの シモーネ・バイルズ(Simone Biles)選手はプロ選手として活動しています。

シモーネ・バイルズ選手がスポンサー契約している企業は、P&G、Kellogg's、Hershey's, Core Power, United Airlines, Nikeなどいずれも世界的な企業であり、すでに$2 million(約2.3億円)の収入を手にしており、 さらに$3 millionの収入があると言われています。

内村選手の実績もシモーネ・バイルズ選手に劣っていないので、5億円以上の収入が見込まれるのではないかと思います。

プロスポーツ選手とは

内村選手はもともとプロスポーツ選手では?と思われる方も多くいらっしゃると思います。 あくまで契約上ですが、内村選手は株式会社コナミスポーツクラブの社員として入社してクラブ活動を行っているという契約になっていました。 つまり、ほぼ100%体操競技に関わっていたとは思いますが、契約上は会社員の皆さまがクラブ活動をされているのと同じだったんですね。

それではプロスポーツ選手とはどのような定義なのでしょうか?競技によって異なり、以下のように区分できると思います。

プロスポーツ選手の定義
プロテスト型ボクシング
ゴルフ
競艇
チーム契約型野球
サッカー
バレーボール
宣言型体操
水泳

プロテスト型とチーム契約型はイメージしやすいかもしれません。 プロテスト型のスポーツはボクシングのようにプロテストがあり、合格者がプロとなります。 チーム契約型のスポーツは野球のようにプロチームと契約することによって、プロとなります。

宣言型のスポーツは、少し定義が曖昧になってしまいますが、 会社(実業団)には所属せずに、スポーツによって収入を得ているスポーツ選手がプロ宣言することによってプロとなります。

プロ体操選手の内村航平選手を応援しよう

内村選手のプロ転向はとてもチャレンジングで意義のある決断だと思います。体操は大会の賞金もほぼなく、プロとしてやっていくことは非常にハードルが高いにも関わらず、高い意志を持って決断した 内村選手をより一層応援しましょう!!

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